
教育関係の方を対象に大阪市教育センターフォーラム2009を開催しました。多数のご参加ありがとうございました。 授業力向上や授業を変えるヒントになる講演・研究報告の内容と参加人数を報告します。 |
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展示 9:00~17:30
全体会 10:00~12:00
学力向上をめざす「授業評価」と「授業創造」
全体会 | 内容 | 参加人数 |
あいさつ | 大阪市教育長 永井哲郎 | 524 |
| 基調講演 | 「子どもの学力の向上に資する指導と評価の工夫改善」 | 講師 木原俊行 大阪教育大学 教授 | 524 |
| 共同研究発表 | 「一人で悩まないで!いっしょに授業改善を!」 (1) 児童生徒にとって『わかる』『楽しい』をめざした授業デザイン (2) 授業実践者からの報告 | 研究者 谷村載美 山下敦子 高見砂千 加藤由花 | 524 |
 | 授業実践者が自らの授業デザイン力を高めるために他の教師等と行う「共同PDCA」のあり方を追究してきました。「共同PDCA」の参加者は、「目標に到達させるには、子どもの実態に応じてどのような指導計画にすればよいか」などについて研究協議を重ね、自らの授業デザインを改善し、児童生徒の学習意欲や学習理解度を高めてきました。学校内学年グループ、教科グループ、教員自主研修会参加者による協議内容を紹介しながら、「共同PDCA」の内容・方法を提示しました。 | |
分科会1 13:00~15:20
教員が学び合う、魅力ある授業づくり
| 分科会 | 内容 | 参加人数 |
| A | 子どもが輝く授業をしよう! | | | 模擬授業から学ぶ授業づくり | | 講師:吉川 芳則 | | 兵庫教育大学大学院教授 |
| | 授業についての悩みや疑問を出し合って共に考え、講師のライブ感覚のある模擬授業などを通じて、わくわくする授業づくりを体験し、指導助言をしていただきました。 | (1) 実践報告と研究協議 小学校の授業改善の取り組み(土曜自主研修参加者等) (2) 模擬授業と講演 |
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| B | 学ぶ意味を伝えよう! | | | 道徳教育の視点をいかした教科指導 | | 講師:横山 利弘 | | 関西学院大学教授 |
| 「学ぶ」ことの意味や意義を感じさせる授業づくりについて共に考えました。 全教科指導の基盤である、子どもたちの規範意識やモラルを育む心揺さぶる授業づくりについて、指導助言をいただきました。 | (1) 実践報告 中学校の授業改善の取り組み (土曜自主研修参加者等) (2) 研究協議 |
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| C | 子どもの心によりそって! | | | 幼児期から青年期までのなかまづくり | | 講師:服部 祥子 | | 大阪人間科学大学教授 |
| | 幼児期から青年期までの心が育まれる過程や発達障害の子どもの心を知り、よりよいなかまとの関係づくりの大切さについて、講師と共に語り合い指導助言をいただきました。 | (1) 実践報告 集団づくり等の研修成果をふまえた取り組み (土曜自主研修参加者等) (2) 研究協議 |
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分科会2 15:40~17:00
今日的な教育課題の解決に向けて
内容 | 参加人数 |
| ① 民族的・文化的背景の異なる子どもの自尊感情に関する研究 | | | | 発表者:宋英子 助言者:森 実(大阪教育大学教授) | | | 民族学級で学ぶ子どもと保護者の意識,教職員や民族講師への聞き取り、民族的・文化的背景の異なる子どもと周りの子どもを「つなぐ」という視点から捉えた「つづりかた」の学習を通して、民族的・文化的背景の異なる子どもの自尊感情についての考察を行いました。子どもの自尊感情を支える心理的基盤の「レジリエンス」と、特に、子どものレジリエンスに影響を及ぼす友達のサポートについて、研究を通して明らかになったことを報告しました。 | |
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| ②-1 都市域において自然環境の保全への意欲を高める環境教育 | -理科、生活科を通した環境教育に関する研究- | | ②-2 学校園における壁面緑化を題材にした環境教育に関する研究 | | 発表者:谷村載美 助言者:石川聡子(大阪教育大学准教授) | | 1 | 小学校の発達段階に応じて、児童の生物に対する興味・関心を高め、生態系概念の初歩の理解を深める環境教育プログラムの開発を行ってきました。低学年では生物に「親しむ」→中学年では生物と環境との関わりについて「知る」→高学年では自然環境の保全のために「行動する」という考えのもとに実践した理科・生活科の指導事例について報告しました。 | | 2 | 壁面緑化の教育的効果を把握するために、幼稚園、小学校、中学校において、つる性植物を導入した壁面緑化を設置し、植物の成長、植物に飛来する生物とそのはたらき、壁面緑化と周辺の自然環境とのネットワーク形成などに関する観察・実験・調査などを取り入れた授業を実践しました。その結果を中心に報告しました。 |
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| ③ 「活用する力」を育成する国語科指導に関する研究 | | 発表者:山下敦子 助言者:住田 勝(大阪教育大学准教授) | | 国語科で学習した内容や方法を様々な場面で活かし、自分の意見を再構築する指導法や言語活動の開発を行ってきました。「活用する力」を育成するために、①単元間、学年間の系統性 ②小学校・中学校の教科連携 の2点を視野に入れ、授業を設計しました。「活用する力」を育成する国語科授業の方向性や小・中学校の連携をめざした指導事例について具体的に報告しました。 |
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| ④ 幼稚園教育における特別支援教育の推進に関する研究 | ―教育的支援を要する園児への支援― | | | 発表者:栢木隆太郎、彌永美佳、加藤昭弘 | | 特別支援教育においては、発達障害児の早期発見と早期教育が課題の一つとなっています。本研究では、幼稚園教育における発達障害のリスクを示す子どもたちへの気づきと支援策「①気づきの方策として、定型発達に基づいたチェックリストの活用や行動観察によるアセスメント法、②個別の指導計画に基づいた言語指導と排泄指導の事例、③幼稚園と小学校の連携における個別の教育支援計画とサポートブックの作成、④保護者および地域への特別支援教育の理解と啓発の在り方」について報告しました。 |
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| ⑤「不登校」生徒の相談に関する事例研究 | | 事例 1 発表者:庄司 量士 事例 2 発表者:山﨑 佐惠子 | | 教育相談は,子どもや保護者と向き合いながら,子ども自身の今をいかに生きるかという課題を共にしています。2つの事例報告とそれに関る専門用語の解説,質疑を通して,子どもの心理的成長を見守る教育相談のあり方を報告しました。 |
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| ⑥ eメールのしくみと活用、コンピュータウイルス対策に関する研究 | | | 発表者:玄藤 一則、山中 均 | | 教育センター教育振興担当情報教育では、大阪市情報教育ネットワークシステム(にぎわいねっと)を運用しています。日頃の業務の中で、eメールの活用のしくみや活用についての研究をまとめて発表しました。またコンピュータウイルス対策についても報告しました。 |
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| ⑦ ピア・サポート活動指導者養成に関する研究 | | 発表者:菱田準子、三枝由佳里 助言者:森川澄男(育英短期大学教授) 懸川武史(群馬大学教授) | | 「ピア・サポート指導者養成講座」を受講した教職員を中心に、仲間が仲間を支援する活動が小・中学校で進められています。子どもどうしのつながり、仲間のために役立つ経験を通して、「子どもたちは大きく成長することを実感している」という声が聞かれます。来年度から先行実施する学習指導要領「特別活動」の重視する“よりよい人間関係”、“諸問題を解決する自主的実践的な態度”を推進する取り組みと言えます。ピア・サポートを指導する教職員にとって大切なことは何か、活動している子どもたちはどのように感じているのか、大阪市の成果や課題を報告するとともに、助言者から、全国的のピア・サポートを導入する高校や大学の活動の状況を報告いただきました。 |
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☆ 全体会、各分科会の報告は、後日Informationでお知らせします。