「読みとる力をつけよう!①」

平成20年11月6日

大阪教育大学准教授の住田勝先生を講師として、全国学力・学習状況調査の問題の特徴と国語の授業の方向性について解説していただきました。「日常の言語活動を想定した設定となっていること」「文章の構造を理解する力が求められる」という分析は授業のあり方を考える上で有益なものでした。ワークショップでは説明的文章の比べ読みから、「筆者・作者の立場になって考える」「比べることで文章の構造を理解する」という教材研究を行いました。

◇受講者の感想◇

☆教材に対し、具体的にどう向かえばよいかを知ることができ役に立ちました。「全国学力・学習状況調査」の問題の解釈もよくわかりました。すっきりしました。

☆中学校では生活指導に追われて、なかなか教材研究ができません。初心に戻って「国語のおもしろさ」「子どもたちの想像力を養うこと」をこれからもやっていこうと思った研修でした。次回も楽しみにしています。

☆「比べて読む」ことがこんなに楽しいとは思いませんでした。とても実践的なお話でわかりやすくためになる研修でした。

「読みとる力をつけよう!②」

平成21年1月13日

「主体的自立的読者の育成」をテーマに、「作品に近づく読み」「作品から距離をとる読み」の手法について講義、演習を行いました。小学校の「くじらぐも」「ごんぎつね」中学校の「トロッコ」の教材文をもとに、作品の構造がどのようになっているか、子どもにどのような視点で読むように発問すればよいかについて学びました。

「ごんぎつね」では「ごんは穴の中でどんな気持ちでしゃがんでいたのでしょう」という発問で、答えられない子どもにどのような指示・支援をするかについて考えました。前後の文章を対比させてよむことで気持ちに迫る、ごんの性格や特徴が表現されているところを手がかりにするなどの支援を行うことで、「ごんになりきる」ことが難しい子どもへの有効な支援となると教示いただきました。

◇受講者の感想◇

☆あっという間の3時間でした。もっと講義を受けたいと思いました。今までよくわからなかった教材研究の仕方が理解できました。

☆具体的な授業の様子をお話していただけたので、よく理解できました。対比して読む、構造をとらえて読むことの大切さがわかりました。