「学校園から信頼され、頼りにされる
大阪市教育センターをめざします!」

 

 

大阪市では、教育に関する「大網」である「大阪市教育振興基本計画」を今後の4年間の「改革の第2ステージ」と位置づけて、昨年3月に改訂し、めざすべき目標像を、「社会が多様化し激しく変化する中で、国際化の進展や未曾有の災害の発生等に立ち向かう『生き抜く力』を備え、未来を切り拓く心豊かな子どもたちをはぐくむようにします」と示しています。

 

その実現のために、「最重要目標」として掲げているのが、

 

(1)子どもが安心して成長できる安全な社会(学校園・家庭・地域)の実現

 

(2)心豊かに力強く生き抜き未来を切り拓くための学力・体力の向上

 

の2点です。

 

この教育振興基本計画の方向性を受け、教育センターでは、キャリアステージに対応した研修の計画的な実施や、新学習指導要領をふまえ、教育実践のイノベーションにつながる研究の推進を行うとともに、各学校園での研究を支援し、その成果を発信しております。

 

さて本市では、昨年度の1.3倍を超える524名の新規採用教員を、新たに迎えました。各校園におかれては、依然として若手教員の割合が高い状況が続いており、経験豊かなベテランの教員から若手教員へ教員として必要なスキルを伝承するとともに、互いに学び合っていくことが、さらに必要になってまいります。

 

このような中、本市では、昨年4月に施行されました教育公務員特例法の一部改正を受け、「校長及び教員としての資質の向上に関する指標」を策定いたしました。この「指標」は、先生方が全ての子どもたちの教育のために、それぞれの教員経験や職種に応じて、どのような資質を身につけていけば良いのかを示したもので、いわば道しるべのようなものです。

 

教育センターでは、「教職員研修計画」をこの「指標」に合わせて、各研修のねらいが「指標」におけるどのステージのどの項目に対応しているのかを明確にし、それぞれの先生方が自己の資質向上に向けて、より主体的に効果的に研修を受講できるよう、改訂しました。また、これまで実施していた「10年次研修」を、今年度より「中堅教員研修」に改めて実施します。この「中堅教員研修」では、「学校園で中核的な役割を担う中堅教諭の職務に必要な資質・能力の向上を図る」ことを目的に、学校園組織マネジメントに関する内容等を充実させるとともに、実施時期の弾力化や選択研修の精選等により先生方の負担軽減を図りながら、実施してまいります。

 

今後も教育センターでは、全面的に学校園を支援するという使命感のもと、若手から中堅、ベテランの教員や管理職まで、さまざまなニーズや経験に応じた研修や事業の充実を図り、本市における学校教育の研究と修養の拠点として、全ての学校園から信頼され、頼りにされる大阪市教育センターとなるよう尽力してまいります。

 

引き続き教育センターの事業につきまして、より一層のご理解とご協力を、どうぞよろしくお願いいたします。

 

平成30年 4月

大阪市教育センター

所長 野嶋 敏一