平成30年度中堅教員研修

 中堅教員研修は、「教育公務員特例法第24条の規定に基づき、学校園の教育に関し相当の経験を有し、教育活動および学校園運営の円滑かつ効果的な実施において中核的な役割を担う中堅教諭に対し、その職務を遂行する上で必要な中堅教員としての資質・能力の向上を図る」ことを目的に実施します。

 

中堅教員研修2【学校園危機管理・安全管理】

 

日時…(1)平成30年7月23日(月)9時30分~12時30分

(2)平成30年7月27日(金)9時30分~12時30分

(3)平成30年8月1日(水)9時30分~12時30分

場所…大阪市教育センター 講堂および各研修室

ねらい…学校園の運営における安全管理・危機管理について理解を深め、災害・事故発生時において中核的な役割を担う中堅教員としての役割と責任について理解する。

【全体会】

 全体会では、受講者はまず「教員としての資質の向上に関する指標」の第3ステージ中堅教員期の項目「危機・安全管理」から、今求められている資質を確認しました。その上で、奈良学園大学 准教授 松井 典夫 先生より、「学校園における危機管理・安全管理について」と題しての講演を聴講しました。松井先生の講話から、子どもの危険予知能力・危険回避能力といった「その時最も適切な判断ができる能力」を育む教育の大切さや子どもの命を守る学校組織の構築の重要性について、学びました。

【班別分科会】

 班別分科会では、事前課題としてあげられていた「学校園における危機管理・安全管理について、気をつけていること」に関して、全体会での講演の内容を踏まえながら、グループで協議をしました。グループ協議では、自己の安全意識や学校組織の中での役割における課題について、実践を振り返りながら、今後どのように改善していくかを真剣に話し合いました。

【受講者の声】

・松井先生のすばらしい講演を聞き、自身の危機管理意識の課題に気づかされた。

・学校の危機管理の在り方について、学校を変えていきたいと思った。

・訓練の大切さをとても感じた。また、「自分で判断できる子ども」の育成の大切さをあらためて強く感じた。

 

小学校道徳教育中堅教員研修

 

日時…(1)平成30年6月14日(木)15時~17時

   (2)平成30年6月22日(金)15時~17時

場所…大阪市教育センター 講堂

ねらい…小学校道徳教育に関する講義及び演習等を通して、道徳教育の重要性と基本的な指導の工夫について理解する。

 

【開講式・全体会】

 

大阪総合保育大学 藤田 善正 先生を講師に迎え、「道徳の教科化で授業をどう変えるか」と題して、講演をしていただきました。前半、特別の教科道徳の授業づくりの視点について、具体的な事例をもとにお話しいただきました。後半は「一人芝居形式による模擬授業」の中で、「子どもが知らないことを知ることができる」道徳授業のあり方をご教示いただきました。

 

【受講者の声】

・教師になって「道徳」の授業を一番わかりやすく教えていただいた研修であった。自校の若い先生方にも伝えていきたい。

・藤田先生の「一人芝居形式による模擬授業」から、具体的な授業づくりの方法や発問の仕方、子どもの予想される反応など、よくわかった。

・道徳の教材研究について、分析の視点が明確になった。

 

 

中堅教員研修1【開講式】

日時…(1)平成30年5月16日(水)14時~17時

   (2)平成30年5月21日(月)14時~17時

   (3)平成30年5月25日(金)14時~17時

場所…大阪市教育センター 講堂および各研修室

ねらい…中堅教員としての研修に関わる講話と中堅教諭等資質向上研修の内容に関わるオリエンテーションを通して、中堅教員としての自己の課題を見つめなおし、中堅教諭等資質向上研修の意義を理解する。

【開講式・全体会】

 

  開講にあたり、大阪市教育センター 野嶋 敏一 所長より、「中堅教員研修をむかえるにあたり」と題して講話を行いました。「中堅教員として、自分自身の力量の向上という面に加え、学校園組織を意識した資質の向上をめざし、組織の中で主体性を持ち、創造性を発揮した活動の中で、学校園の中心的存在としての活躍を期待する」と、激励の言葉がありました。

 次に、大阪教育大学 木原 俊行 教授を講師に迎え、「中堅教員に期待すること」と題して、講演をしていただきました。「教員としての資質の向上に関する指標」をふまえながら、学び続ける教員として必要な授業レジリエンスや教員相互の学び合いの重要性、主体的・対話的で深い学びの具体的事例、実践的リーダーとしてのアクションの大切さなど、受講者が中堅教員としての資質の向上を図るにあたって指針となる内容を、具体的にご教示いただきました。

 その後、「教師力キャリアアップシート」の作成と、中堅教員研修の内容説明を行い、中堅教員研修の見通しを持ちました。

 

【班別分科会】

 班別分科会では、「教師力キャリアアップシート」の作成とグループ協議を通して、自己の実践を振り返って課題を明確にし、1年間の研修計画と自身のキャリアプランの見通しをもちました。「教員としての資質の向上に関する指標」の29項目と学校園での教員としての自分の姿を照らし合わせることによって、中堅教員としての自己の課題が明らかになっていきました。そして、課題改善のための具体的な行動目標を設定し、今後の学校園での活動、役割、責任について考えました。

 

【受講者の声】

・他の先生方との交流の中で得た情報が、具体的で参考になり、話ができてよかった。

・木原先生の講話から中堅教員としての課題を確認することができた。

・中堅教員としての自覚が高まり、学校全体を見渡す視点を持って教育活動を展開していくことの大切さがよくわかった。