5年次研修

 経験約5年の教員に、メンターとしての意識を高めるとともに、より高い専門的知識・技能の習得を図ることを目的とした研修です。

 

 平成28年度 5年次研修会(3)

   日時 … 平成29年1月20日(金)・1月23日(月) 15時~17時
 場所 … 大阪市教育センター 各研修室
   目的 … 5年次研修の成果やメンターとしての実践を交流し、新たな課題を設定することで、今後ミドルリーダーに向けて、常に教師力を高めるために実践を続けようとする意識の向上を図る。
 

【班別研究協議】

   

 受講者は、小グループに分かれてこの1年間をふり返り、「教師力キャリアアップシート」や「実践のまとめ」を通して、自己の課題とその課題を解決するための取組やメンターとしての取組について報告し合いました。交流を通して、互いの取組から学び、新たな今後の自己の課題を設定し、常に教師力を高めるために実践を続けようとする意欲を持つことができました。

 

【実践報告(先輩教員の講話)】

「『10年目に向けてめざすこと』~いま、5年目教員に伝えたいこと~」
   
 
採用10年程度の先輩教員が、各班に1人ずつ入り、これまで主に取り組んだ教育実践やミドルリーダーとしての学校園運営との関わり等について講話を行いました。受講者は、先輩教員による講話や質疑応答を通して、10年目に向けて自分の取組の見通しを持つことができました。
その後、再度グループに分かれ、実践報告や班別交流から学んだことをもとに、自分がめざすミドルリーダー像について話し合いました。
受講者は、先輩教員の講話や意見交流を通して、今後ミドルリーダーに向けて常に教師力を高めるための実践を続けようとする意欲と展望を持つことができました。
 
【受講者の声】
・意見交流では様々な情報を共有することができ、10年目に向けて意識を高めることができました。
・今後の自分の取組の見通しをもつことができました。ありがとうございました。
・校内でも10年目の先生が中核的な存在として活躍されています。今後、そのような先輩の教員になれるような教師力を身に付けていきます。
・自分のクラスだけでなく、学年・学校を見ていく大切さを学びました。校内のたくさんの先生方と相談、協力しながら、円滑に校務を進めていきたいと思いました。
・講師の先生のお話を聞いて、もう一度自分を見つめ直すことができました。これからも頑張らねばならいと思いました。ありがとうございました。 
・「課題から逃げない」というお話が大変勉強になりました。今の自分の課題について、前向きに頑張ろうと強く思いました。

 

 

 平成28年度 5年次研修会(2)<人権教育研修>

日時 … 平成28年7月1日(金)・4日(月) 15時~17時

場所 … 大阪市教育センター 講堂

目的 … 本市校園において、人権教育をより一層深化・充実するために、人権教育を推進するうえでのスキル・指導力の向上を図る。

 

 内容】

 本研修は、「先輩の実践から学ぶ ~自らの学級づくり・仲間づくりを振りかえる~」をテーマに、先輩教員の実践報告(リレートーク)から、5年間の人権教育の実践について振りかえりました。

 お話をしてくださったのは、北恩加島小学校 中松 健一 主席、文の里中学校 本庄 一帆 教諭(7月1日)、堀江幼稚園 木下 和美 主任、聖賢小学校 荒木 千典 養護教諭、文の里中学校 本庄 一帆 教諭(7月4日)です。

   

  報告をもとに次の点について振りかえり、講堂全体で意見交換を行いました。

 ・5年間で一番心に残った素敵なエピソード

 ・5年間での一番の失敗

 ・人権教育にかかわって、実行したいこと

 メンターとして、人権教育を今後どのように推進していくか、深く考えることのできた研修会となりました。

 

【受講者の声】

 ・自己の振りかえりをすることで新たな取り組みのヒントが見つけられました。

 ・人権教育の大切さを改めて感じました。

 ・今まで以上に子どもたちに寄り添える教員になっていきたいと思いました。

 ・経験の中から得られたことを丁寧に教えていただきありがとうございました。自分に置き換えて実践しま

  す。

 ・仕事、指導に追われ、子どもたちの「先生、話聞いて!」という声に応えられていない日々ですが、心に余

  裕をもって一人一人と向き合っていきたいです。

 ・「マニュアル化していませんか」という言葉が刺さりました。なぜ教員になったのか原点に戻り取り組もう

  と思います。 


 

 平成28年度 5年次研修会(1)

 

日時 … 平成28年6月3日(金)・6月6日(月) 午後3時~5時
場所 … 大阪市教育センター 講堂および各研修室

目的 … 全体会・分科会を通して、5年次教員としてメンターとして、教師力のさらなる向上をめざして実践

    的な指導力の向上を図る。また、これまでの自己を振り返り、今年度の課題を設定する。

 全体会】

  

  5年次研修会の開講にあたり、全体会では、教育センター 野嶋敏一教育振興担当課長より講話がありました。その中で、「『謙虚さ』と『向上心』を持ちながら、何事からも学ぶという姿勢こそが、すべての教員にとって必要な資質である。これからも継続し、教師力のさらなる向上をめざして欲しい。」また、「子どもへの深い愛情をもった指導には、子どもの体も心も傷つけてしまう体罰や暴力行為など、全く必要はない。感情的な指導ではなく、子どもが自分の過ちや改善点に気づくために、教師自身が冷静に子どもへの愛情と信頼が伝わる指導が必要である」という5年次教員としての心得が伝えられました。
奈良教育大学大学院教育研究科 小柳和喜雄教授からは、「5年次教員としての学校での役割 -メンターとして、若手リーダーとして求められていること-」と題して講話がありました。「経験5年目の教職員として、メンターとしての意識を高めるとともに、より高い専門的知識・技能の習得を図ることが求められている。それらをふまえ、メンタリングとは何か、なぜ、メンタリングを考える必要はあるのかについて考えることが大切だ」という観点から説明がありました。
また、メンタリングをどのように進めていくのかについては、「(1)授業力を磨く」「(2)求められる役割の見通しを持つ」「(3)関わり方のイメージをつかむ」、そして「(4)相手の状況に応じて対応を考えるアイディアを意識化する」ことをポイントとして示めしていただきました。
あわせて、メンタリングを組織的に取組ためには、次のことが大切であることを確認しました。
・自己実現としての個人ビジョンの明確化
・組織のあらゆる人々が自分たちはどうありたいのかという共有ビジョン
・協働でチーム力を伸ばしていくプロセスとしてのチーム学習
・全体的な変化を見る見方・枠組みとしてのシステム思考 等

 

 【校園種別分科会】

 分科会では、校園種別に班別協議を行いました。
まず、「教師力キャリアアップシート」を活用しながら、自己評価を通じて、「身につけたい教師力」や自己の成果と課題を確認しました。
その後、自己の課題や校園内における役割等をしっかりと意識し、1年間の研修の見通しを持つために講演の内容をふまえながら「自己の振り返り」「今後の取組み」について、小グループに分かれて意見交流を行いました。
さらに、自己の課題を解決するため、班担当の指導主事の説明を受けた後、今日の話し合いをふまえ1年間の研修実施計画を作成しました。

 

【受講者の声】

 ・講話を聞き、メンタリングについて理解を深めることができました。自分がメンターとしてメンティに

  どう取り組んでいったらよいのかを考えるいい機会になりました。
 ・メンターとして自分にできることを意識しながら取り組んでいきたいと思います。
 ・「5年目として頑張るぞ!」という思いになりました。
 ・今年1年、色々なことを振り返りながら、さらに自分らしく頑張ろうという意識を強く持つことができまし

    た。頑張ります。
 ・今一度、初心を思い出して日々の教育活動に取り組みたいと思います。
 ・同じ立場の先生方と悩みや思いを共有することができて元気がでました。