新任教員研修(1年目)は、教育公務員特例法第23条に定められた「職務の遂行に必要な事項に関する実践的な研修により、実践的指導力と使命感を養うとともに幅広い知見の獲得を図る」ことを目的に実施します。

 

新任教員研修4【コンプライアンス・ハラスメント・食育・1学期の振り返り】

日 時…(1)令和3年7月27日(火) 15時~17時

    (2)令和3年7月29日(木) 15時~17時

    (3)令和3年8月3日 (火) 15時~17時

    (4)令和3年8月5日 (木) 15時~17時

場 所…各学校園(オンライン)

ねらい… ・公務員としての使命を自覚し、コンプライアンス意識を醸成する。

・学校給食を通して子どもに望ましい食習慣を身に付けさせるための基本的な事項について知識を習得する。

・1学期の自己の実践を振り返り、成果と課題を明確にすることにより、課題解決の方法を習得する。

・協議を通して連続する校園種間での連携した教育の重要性や各校園種の課題等を理解し、広い視野に立った判断力を高めたり、指導力を身に付けたりするための方法を習得する。

 

【班別分科会】

 班別分科会は、地域ごとの班に分かれて、オンラインで行いました。

 まず、各自が事前課題として取り組んだ資料「教職員服務ハンドブック」「スクール・セクシュアル・ハラスメントの防止に向けて」と動画「服務とコンプライアンスについて」をもとに、コンプライアンスを遵守するために意識していることや、ハラスメントを防止するための方法について、3~4人の小グループに分かれて意見交流しました。意見交流を通して、教員は、子どもたち、保護者、地域、社会から信頼される存在でなければならないことを改めて確認しました。さらに、事前課題の動画「食育について」を踏まえて作成した「食育研修シート」をもとに、(1)学校給食を通した食育、(2)校園種間のつながりを意識した食育の2つの観点から、成果と課題や今後の目標について協議しました。

 次に、事前課題として取り組んだ資料「1学期の振り返りワークシート」「教師力キャリアアップシート」の内容をもとにまとめた「1学期の振り返り記録シート」を作成し、それをもとに1学期の実践を振り返り、課題解決に向けた方策などについて協議しました。協議は、「子ども理解」「学習指導(保育・保健指導・食に関する指導)」をテーマに、異なる校園種の教員との意見交流をワールド・カフェ方式で行いました。同じ区内の先生方との交流を通して、連続する校園種間での連携した教育の重要性や、各校園種の課題等についての理解を深めることができました。

 

【受講生からの声】

・「コンプライアンス違反」という言葉はルールに縛り付けられているという印象をもっていたが、本来は「公務員として市民の皆様の要請や期待に応えること、裏切らないこと」という意見に感銘を受け、是非とも全体で共有したいと思える協議だった。

・1学期の成果や課題は校園種や職種ごとにそれぞれだったが、新任の先生方とゆっくり交流できたことが良かった。特に、同じ地域の養護教諭や中学校教諭とも話をすることができて学びが深まった。様々な校園種や職種で連携することの大切さを学ぶことができた。

・他校種の方が実践されていることを工夫して取り入れたいと思う。1学期の振り返りや反省を改めてこの場でできたことで、2学期からまた頑張ろうという思いが強くなった。

・異なる校園種の先生と交流でき、共通する悩みや、校園種ならではの悩みを聞くことができた。また、校園種の縦のつながりを意識した話を聞くことができた。小学校教員の悩みであったとしても、校園種の違う先生や、他の職業に就いている友人に相談することも自分の学びになると思った。

 

 

新任教員研修3【コミュニケーションとマナー・メンタルヘルス】

日 時…(1)令和3年6月15日(火) 16時~17時

    (2)令和3年6月17日(木) 16時~17時

    (3)令和3年6月22日(火) 16時~17時

    (4)令和3年6月24日(木) 16時~17時

場 所…各学校園(オンライン)

ねらい… ・社会人として必要なマナー等を理解し、保護者との良好な関係づくりをめざし、基本的なコミュニケーションのスキルを習得する。

     ・心身ともに健康を維持し学校教育に携わることをめざし、メンタルヘルスに関する知識を習得する。

 

【班別分科会】

 班別分科会は、校園種別・職種別の班ごとに分かれて、オンラインで行いました。

 まず、各自が事前課題として取り組んだ資料「教職員のメンタルヘルス対策について」をもとに、初めて知ったことや学んだこと、各自のメンタルヘルスを健康に保つ方法について、3~4人の小グループに分かれて意見交流しました。意見交流を通して、心身ともに健康を維持し、普段からストレスを溜めないための解消法などを学びました。

 次に、事前課題の動画「コミュニケーションはマナーから(大阪信用金庫 人事部 課長代理 中川弘章 様)」で学んだことを踏まえて、小グループごとに「電話応対」や「個人懇談」の場面を想定したロールプレイングを行いました。全員が保護者役と教師役を交替して演じたあと、会話の内容や言葉遣い、表情や姿勢などについて協議しました。

 協議内容や指導主事からの助言を通して、社会人として必要なマナーについて、第一印象を左右する身だしなみや積極的な挨拶の大切さ、「ほうれんそう(報告・連絡・相談)」の重要性など、今後の保護者との関係づくりの中で大切にしなければならない視点を得ることができました。

 

【受講生からの声】

・メンタルヘルス対策では、悩み事があったりストレスが溜まったりした時の対処法について、グループで考えることができ、明日から実践してみたいと思った。

・事前課題では一般企業の方の話を聞くことができ、教育現場を客観視することができた。ロールプレイングと協議を通して、自分の課題を見つけることができた。

・これから個人懇談が始まるので、自分の信念をもって話をすることが大切と感じた。あいまいな態度をとらず、相手を受け入れ、熱意をもって対応することが重要と気付いた。

・ロールプレイングでは保護者の視点に立って考えることができたので、どのように回答した方が保護者は安心するのかなど学ぶことができた。また、他のメンバーが行っている様子を観察することで、教師としての言葉遣いや立ち振る舞いについて客観的に考えることができた。

・大学の勉強では学ぶことがなかった電話応対や個人懇談についてのポイント、気を付けるべきことについて知ることができて良かった。また、ロールプレイングという具体的に理解しやすい方法での研修だったところが、より理解を深めることができたと感じた。

・あいさつの積み重ねによって、信頼関係を築くことに共感することができた。マナーを守ることやコミュニケーションをとることは、自分ではできていると思いがちだが、あいさつや身だしなみについて改めて知ることも多かった。

 

 

新任教員研修2【子ども理解】

日 時…(1)令和3年5月11日(火) 16時~17時

    (2)令和3年5月13日(木) 16時~17時

    (3)令和3年5月18日(火) 16時~17時

      (4)令和3年5月20日(木) 16時~17時

場 所…各学校園(オンライン)

ねらい…仲間どうしが支え合い高め合う「学び」を実現するための、集団づくりの重要性についての知識を習得する。

 

【班別分科会】

 班別分科会は、校園種別・職種別の班ごとに分かれて、オンラインで行いました。

 まず、各自が事前課題として取り組んだ動画「子ども理解~特別支援教育のあり方~(関西国際大学教授 中尾繁樹先生)」の内容や作成した「教師力キャリアアップシート」をもとに、「子どもを理解するために必要なことは何か」「子どもを理解するために授業や保育でどのような工夫をしているか」について、3~4人の小グループに分かれて協議を行いました。その後、班全体で考えを交流しました。

 次に、班担当指導主事から、子どもの実態を把握するための視点や子どもとの関わり方などについて、具体例を示しながら助言を受け、今後の実践への見通しをもちました。

 最後に、「教師力キャリアアップシート」を、協議内容を踏まえて修正し、今年度の行動目標を設定しました。 

    

【受講生からの声】

・事前課題では動画を何度も見直して、理解できるまで講義を聞けたのは良かった。オンライン研修に対して不安もあったが、丁寧に説明・指示していただいたので、円滑に参加することができた。子ども理解の方法や工夫について新たな発見があり、明日から取り組んでみようと思った。

・少人数のグループワークによる研修で時間にゆとりがあり、話を聞いたり質問したり、意見交流ができて非常に有意義な時間になった。全体交流では自分たちと別の視点、角度から議論したグループの発表を聴くことができ、知見が広がった。

・子ども理解について、自分では思いつかないような方法や取組などを交流することができて良かった。できることから1つずつ行動に移していきたい。

 

 

新任教員研修1【新任教員に求めるもの】

日 時…(1)令和3年4月2日(金) 9時~10時30分

      (2)令和3年4月2日(金) 15時30分~17時

    (3)令和3年4月5日(月) 9時~10時30分

      (4)令和3年4月5日(月) 15時30分~17時

場 所…大阪市教育センター 各研修室

ねらい…新任教員研修の意義・目的、内容等を理解し、研修に対する意欲の向上をめざすとともに、教員としての責務を自覚し、充実した教育活動を実践するために必要な基礎的知識を習得する。

 

【班別分科会】

 班別分科会は、校園種別・職種別の班ごとに分かれて、各研修室で行いました。

 はじめに、新任教員研修の開講にあたり教育センター水口 裕輝 所長より講話「新任教員に求めるもの」の動画を視聴しました。講話では、すべての子どもたちが確かな学力を身に付けながら健やかに成長し、「Society5.0時代」「予測困難な時代」と表現されるような急激に変化する時代を、強くたくましく生き抜く力を身に付けることができるようにするために、大阪市の教員として「常に子どもたちに向き合い寄り添う教員」「教育の専門家として学び続ける教員」「心身の自己管理を大切にできる教員」をめざすことを大いに期待しているとの激励がありました。

 次に、採用2年目の先輩教員から、子ども理解や保護者との関わり方、教材研究の方法などについての実践報告を動画で視聴しました。その後、小グループに分かれ、講話の内容や実践報告について、着任した校園で感じている思いを交えながら協議しました。協議中には班担当指導主事のアドバイスを受けながら、新任教員1年目として教育活動を進めていくための見通しをもちました。

 最後に、「資質の向上に関する指標」「教師力キャリアアップシート」を活用して、指標に示された各項目について、今年度の行動目標を設定しました。

    

【受講生からの声】

・それぞれの不安や悩みを共有したり、今後の目標を考えたりすることができて良かった。特に、班担当指導主事の熱い思いが伝わってきて、自分も頑張ろうと思った。

・所長講話や先輩教員の実践報告を聞いて感じたことを、グループで共有したり、不安や抱負を協議したりすることで、お互いの思いを知って共感したり、励まし合ったりすることができた。

・子どもたちと向き合う責任を自覚することができた。忙しい業務の中でも、子どもにどのような対応をしていくべきか考える機会になった。教員としての自分の引出しを増やして、子どもや保護者への対応を柔軟にできるようにしたい。